細部まで作り込まれたソブリンの車内
今回のプジョー604 TIは、シートがレザー張り。読書灯やヘッドレストが備わり、フロント側と負けないくらい、リアの快適性にも配慮されている。座面は大きく、適度にソフトで、座り心地も優れる。着座位置はやや低めだが、問題なほどではないだろう。
【画像】1970年代の贅沢 プジョー604 TI デイムラー・ソブリン S2 4.2 同時期の他社サルーンも 全119枚
他方、ジャガーXJ6 3.4では標準装備だったクロスの内装は、XJ6 4.2ではオプション。上級のデイムラー・ソブリン S2 4.2でも、シートはレザー張りが標準だった。
前席側は、足元も頭上も、空間は狭め。弧の連続する長いボンネットが、低いフロントガラス越しに広がる。
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